1日1400台の検査リストを自動生成、BMWがAI活用の車両品質検査システム開発

BMWが独レーゲンスブルク工場において、人工知能(AI)を活用した革新的な車両品質検査システムの実証実験開始
  • BMWが独レーゲンスブルク工場において、人工知能(AI)を活用した革新的な車両品質検査システムの実証実験開始
  • BMWが独レーゲンスブルク工場において、人工知能(AI)を活用した革新的な車両品質検査システムの実証実験開始
  • BMWが独レーゲンスブルク工場において、人工知能(AI)を活用した革新的な車両品質検査システムの実証実験開始

BMWグループは、ドイツ・レーゲンスブルク工場において、人工知能(AI)を活用した革新的な車両品質検査システム「GenAI4Q」の実証実験を開始したと発表した。

このシステムは、1日あたり約1400台の生産車両に対し、個別の検査リストを自動生成する画期的なツールという。

レーゲンスブルク工場では、57秒に1台のペースで新車が生産ラインを流れている。内燃機関車からプラグインハイブリッド車、完全電気自動車まで、さまざまな駆動方式の車両が1つの生産ラインで柔軟に製造されている。そのため、ほぼ同じ仕様の車両は存在せず、品質検査には高度な専門性が求められる。


《森脇稔》

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