トヨタ自動車が、米国特許商標庁(USPTO)の年次報告で、11年連続で自動車業界最多の特許を取得したことが明らかになった。知的財産権所有者協会(IPO)の発表によれば、トヨタは2024年に2428件の米国特許を取得し、全業種の中でもトップ10に入る成果を収めている。
トヨタの革新は多岐にわたり、サイバーセキュリティ、運転支援技術、エッジコンピューティング、電気自動車(EV)、燃料電池車、モビリティサービス、製造、材料、ロボティクス、テレマティクス、V2V/V2X接続など、数十の分野で特許を取得した。
2024年にトヨタが取得した特許のひとつが、LiDAR反射布だ。これは、自動運転車に使用されるLiDARベースの障害物検知・回避システムで、従来検知が困難だった黒色の物体を可視化する技術となる。