トヨタ紡織とNTT(日本電信電話)は、遠隔地へ触感を伝送できる技術を活用したタッチセラピーの実証実験を行うと発表した。実証実験は、4月13日から開催される「大阪・関西万博」のNTTパビリオン内で行われる予定だ。
この実験では、トヨタ紡織が開発したリラックスシート「Remotouch(リモタッチ)」と、NTTが推進する次世代情報通信基盤IOWNを組み合わせて実施される。
実験の目的は、遠隔地にいるセラピストの繊細な力加減と動きをリアルタイムで再現することだ。これにより、物理的な距離を超えてタッチセラピーを提供することが可能になる。