マルチスズキの交通違反検知システム、ナンバープレートを自動認識しデータ送信…印グルガオン市が導入へ

マルチスズキの統合交通管理システム(ITMS)
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スズキのインド子会社のマルチスズキは、グルガオン都市開発局(GMDA)およびハリヤナ州警察所属のウトクリシュト・ソサエティと提携し、グルガオン市に統合交通管理システム(ITMS)を導入すると発表した。

このシステムは、グルガオン市内の4つの道路区間にわたる23の交差点に設置され、約400台のカメラとレーダーシステムを活用して40kmの道路をカバーする。プロジェクトの資金はMSILのCSR活動として提供され、カメラのITMSはマルチスズキによって設置されGMDAのシステムと統合される。

マルチスズキのラフル・バルティ執行役員(企業業務担当)は、「グルガオン警察の交通取り締まりプロセス強化を支援する機会を与えてもらい、GMDAとグルガオン警察に感謝する。この取り組みは、道路安全の促進と安全運転の文化醸成を支援するもの」と述べた。


《森脇稔》

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