Uber Japanは、日本郵便、石川県加賀市と連携し、日本初となる公共ライドシェアドライバーによる貨客混載の実証事業を3月から開始すると発表した。国土交通省の「ドライバーシェア推進協議会」の方針に沿ったもので、3月より加賀市で正式に開始される予定だ。
加賀市では、北陸新幹線延伸を前に、観光客の増加による二次交通の不足に備え、Uberアプリを使った公共ライドシェアの本格運行を開始した。運行開始後、地元住民および新幹線を利用する観光客への認知向上施策を実施し、ライドシェアの配車件数は順調に増加している。
しかし、時間帯や季節によって需要と供給のバランスが不安定になることがあり、特に平日昼間や観光客が少ない時に、ライドシェアドライバーの時間を有効活用したいという声が上がっていた。