GMやホンダ、BMWなど自動車メーカー8社が出資する電気自動車(EV)充電ネットワーク「IONNA」が、初の充電ステーション「リチャージェリー」を米国にオープンしたと発表した。
IONNAは2023年に設立が発表された合弁事業で、北米全土に便利で魅力的なEV充電オプションを展開することを目指している。今週、ノースカロライナ州のリサーチトライアングルパーク地域に第1号店となるリチャージェリーがオープンした。
エイペックスにあるこの施設には、10基の充電ベイが設置されている。各ベイはNACSとCCSの両充電規格に対応し、最大400kWの急速充電が可能だ。施設内には軽食や洗面所、無料Wi-Fiが用意され、ペットも同伴可能となっている。
IONNAは今後、アメリカ全土に充電ネットワークを展開し、将来的にはカナダにも拡大する計画だ。現在、全米で100カ所の設置場所が確定しており、2024年末までに1000基の充電器を稼働させることを目標としている。