アルプスアルパインは、独自のステルス加飾技術を活用した製品群を「NINJA(ニンジャ)」と命名し、商標登録したと発表した。この技術は、車室内インテリアと自然に調和しつつ、機能性とデザイン性を両立させることで、車両全体の品位向上に貢献するという。
「NINJA」製品は、特殊顔料と微細加工技術を融合した革新的な印刷技術と、独自開発のアルゴリズムにより、表示の見やすさと本物の素材感や手触り感を実現している。パネルやフィルムなどの加飾層を前面に配置し、その背面に表示装置や操作子を組み込む構造が特徴だ。
製品群は「CAMERA」「DISPLAY」「LIGHTING」「SWITCH」の4種に分類され、ドライバーカメラやキャビンモニタリングシステム、メーターやインフォテインメントディスプレイ、車内照明やインジケーター、ボタンやタッチパネルなど、幅広い用途に適用可能となっている。