トヨタ、北米で新たな太陽光発電プロジェクト…羊の放牧や廃鉱山の活用も

トヨタの北米における新たな太陽光発電プロジェクト
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トヨタ自動車の北米部門は1月31日、2035年までに北米の全施設をカーボンニュートラル化する目標に向けて、新たな太陽光発電プロジェクトを開始したと発表した。

ウェストバージニア州のエンジン工場では、太陽光パネルの下で40頭の羊が草を食む光景が見られる。これは「アグリボルタイクス」と呼ばれる手法で、地元農家に放牧地を提供しながら、太陽光発電も行うという一石二鳥の取り組みだ。

さらに、ケンタッキー州では2025年末までに、かつての露天掘り炭鉱跡地を利用した太陽光発電プロジェクトが稼働する予定だ。また、ミシシッピ州では「ワイルドフラワー」と呼ばれる同社最大規模のプロジェクトが2024年夏に稼働を開始した。


《森脇稔》

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