東南アジア最大の配車サービス企業のグラブとBYDは、東南アジア地域でのパートナーシップを発表した。
この提携により、グラブのドライバーパートナーに最大5万台のBYD製電気自動車(EV)を提供し、グラブユーザーにとっての環境に優しい車両の利用可能性を高めることを目指している。
東南アジアでは、高い初期費用がEV導入の主な障壁となっている。この提携を通じて、両社は最も競争力のある価格でBYD車両へのアクセスを提供し、EV車両のバッテリーに対する延長保証を付けることで、地域の運輸部門の電動化を促進する狙いがある。
ドライバーは、グラブのフリートパートナーからEVをレンタルするか、グラブの車両所有スキームを通じて資金調達支援を受けるオプションがある。この取り組みは、ドライバーパートナーのゼロエミッション輸送への移行を加速させるというグラブのコミットメントを支援するものだ。