BlackBerry(ブラックベリー)の事業部門のQNXは、「CES 2025」において、マイクロソフトとの提携を発表した。この提携により、自動車メーカーはクラウド上でソフトウェアの構築、試験、改良を容易に行える環境を実現し、ソフトウェア定義自動車(SDV)開発の期間短縮が可能になる。
コラボレーションの一環として、QNX SDP 8.0が近日中にMicrosoft Azureに対応する予定だ。これにより開発者は、実績ある堅牢なクラウド環境を活用し、次世代の車載/IoTアプリケーションで使用されるソフトウェアの開発、試験、統合が可能になる。
QNXの最高執行責任者兼製品エンジニアリングサービス担当責任者のJohn Wall氏は、「クラウドファーストのシフトレフト戦略は、競争力のある開発インフラストラクチャの要件になりつつある」と述べ、開発サイクルの初期段階でMicrosoft Azure AIを導入する革新的な方法を模索していることを明らかにした。