EV充電インフラ拡充、テラチャージと東京建物不動産販売が業務提携…賃貸住宅向けサービス展開へ

テラチャージのEV充電器
  • テラチャージのEV充電器

Terra Charge(テラチャージ)は、東京建物グループの東京建物不動産販売と、賃貸住宅へのEV充電インフラの拡充に向けて業務提携契約を締結したと発表した。

この提携により、東京建物不動産販売が管理する首都圏・関西圏を中心とする賃貸住宅に、テラチャージのEV充電器の設置を推進する。これにより、賃貸住宅居住者も自宅でEVを充電できる快適な環境が整備される。

背景には、EV購入検討者の8割が「自宅にEV充電環境がないと不便」と感じているという調査結果がある。2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、EV普及とEV充電インフラの拡充が急加速している中、経済産業省はEV充電器の設置目標を2030年までに30万基(現在約3万基)としている。

テラチャージのサービスは、物件オーナーにとって費用や手続きの負担なくEV充電器を導入できる点が特徴だ。利用者は充電料金をアプリ上で支払い、24時間365日対応のカスタマーサポートも提供される。


《森脇稔》

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