コンチネンタルは12月9日、自動車部門の分社化(スピンオフ)を決定したと発表した。2025年末までに実施する予定で、2025年4月25日の株主総会で決議を諮る。この決定は、8月初旬に発表された詳細な評価に基づいている。
コンチネンタルのニコライ・セッツァーCEOは、「グループ部門を強力で自立した単位として設置し、明確な構造を持たせた。各部門は製品セグメントと市場でリーダーの地位にあり、より大きな独立性を得る準備ができている」と述べた。
自動車部門の分離準備と並行して、同社はタイヤ部門とコンチテック部門の独立性強化も進めている。セッツァーCEOは、「自動車部門のスピンオフと、収益性の高いタイヤ部門およびコンチテック部門のさらなる独立性確保に全力を注いでいる」と説明した。