【株価】円安値圏も自動車株はまちまち、米CPI発表控え買いが手控えられる

トヨタ・カローラ(欧州向け)
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11日の日経平均株価は前日比4円65銭高の3万9372円23銭と小幅続伸。米国市場のハイテク株安を受け、半導体関連株を中心に売りが先行。ただ、引けにかけ下げ渋る動きとなり、わずかにプラスで取引を終えた。

10日のニューヨークダウは前日比154ドル安の4万4247ドルと4日続落。米金融政策の行方を左右する指標として注目される、11月の米消費者物価指数(CPI)の発表を11日に控え、買い手控えムードが強まった。

ハイテク株主体の米ナスダック市場は続落。電気自動車(EV)のテスラは2.87%高。


《山口邦夫》

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