【株価】テスラが14%高と急伸、米大統領選トランプ氏勝利で思惑買いが集中

大統領に選出されたトランプ候補
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7日の日経平均株価は前日比99円26銭安の3万9381円41銭と3日ぶりに反落。寄付き直後は400円高まで上げる場面もあったが、買い一巡後は利益確定売りに押され急失速。市場では、米大統領選で勝利したトランプ氏の政策を見極めたいとのムードが強い。

6日のニューヨークダウは1508ドル高の4万3729ドルと大幅続伸。共和党候補のトランプ前大統領の当選が確実となったことで、次期政権が減税や規制緩和を進めるとの期待感から幅広い銘柄に買いが先行した。2週間半ぶりに最高値を更新し、上げ幅は2020年4月以来の大きさ。

ハイテク株主体の米ナスダック市場も続伸。電気自動車(EV)のテスラは14.75%高と急伸した。同社のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が全面的に支援してきたトランプ氏が勝利したことから思惑買いが集中した格好。


《山口邦夫》

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