BMWグループは、次世代EV「ノイエクラッセ」向けの電動モーターハウジングの試作生産をドイツ・バイエルン州ランズフート工場で開始した。
ランズフート工場の軽金属鋳造部門に新設された生産エリアの稼働により、BMWグループは約2億ユーロの投資計画を完了した。2020年以降、同社はバイエルン地域の工場に約10億ユーロを投資しており、そのうち約5億ユーロが電動化関連の拡張に充てられている。
第6世代電動パワートレイン用のハウジング生産開始により、ランズフート工場は電動化への移行をさらに進めることになる。新世代の電動パワートレインは、現行モデルと比較して航続距離を30%延長し、充電時間を30%短縮、効率を30%向上させる見込みだ。