パナソニックグループなど3社は10月24日、レベル4自動運転トラックの実現に向けた実証実験を開始すると発表した。
この取り組みは、CO2排出量の削減や労働環境の改善、労働力不足への対策といった社会課題の解決を目指すものだ。
実証実験を行うのは、パナソニック オペレーショナルエクセレンス(PEX)、T2、三井倉庫ロジスティクスの3社。2025年1月から6月にかけて、新東名高速道路や伊勢湾岸自動車道、新名神高速道路の一部区間で、レベル2相当の自動運転トラックを走行させる。
実験では、パナソニックグループの貨物を実際に積載した状態で自動運転走行を行う予定だ。これにより、将来的なレベル4自動運転トラックの活用を見据えた、最も効果的な輸送オペレーションの構築を検討する。