ENEOSは、国内初となる、原料から一貫製造可能な合成燃料製造実証プラントを、横浜市の中央技術研究所内に完成させた。9月28日に完成式典が行われ、プラントの見学や自家用車への給油・走行体験が実施された。
合成燃料とは、原料に、再生可能エネルギー由来の水素(CO2フリー水素)とCO2を使用するカーボンニュートラル燃料で、液体燃料。原料製造から製品利用までの製品ライフサイクル全体においてCO2排出量を抑え、自動車、航空機、船舶などの幅広い業界におけるカーボンニュートラルに貢献できる。
プラントは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「グリーンイノベーション基金」の支援を受けて建設され、実証運転を開始している。