外国人ドライバー育成で協業、リアルタイム車両運行管理システム活用…「2024年問題」に挑む

アクシスのリアルタイム車両運行管理システム「KITARO」
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クラウド型車両運行管理サービス大手のアクシスと、人材紹介・ドライバー育成に強みを持つジョイスジャパンは、外国人ドライバーの育成分野で協業を開始すると発表した。

今回の協業は、自動車運送業界が直面する深刻な人手不足問題の解消を目的としている。業界では、新型コロナウイルス感染症の影響によるドライバーの離職や、2024年4月からの時間外労働規制適用開始に伴う「2024年問題」により、人材確保が急務となっている。

政府は2024年3月、自動車運送業を特定技能制度の新分野として追加し、外国人材の受け入れを促進する方針を決定した。これを受け、両社は質の高い外国人ドライバーの育成と紹介に乗り出す。


《森脇稔》

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