椿本チエインとテス・エンジニアリングは10月1日、埼玉工場(飯能市)において、V2X対応充放電装置「eLINK」と通勤用EVを活用したエネルギーマネジメントシステム(EMS)の共同実証実験を開始した。
カーボンニュートラルの実現に向け、世界中でEVの普及が進む中、充電インフラの整備が課題となっている。今回の実証実験では、通勤用EVに着目し、埼玉工場従業員が就業時間中に工場内に設置した4台のeLINKを通勤用EVの充放電に活用することで、電力の需要調整やピークカット、再生可能エネルギーの活用、通勤費削減などを検証する。実施期間は2025年1月まで。