住友商事は9月10日、物流スタートアップの「NEXT Logistics Japan(以下「NLJ」)に出資した、と発表した。
NLJはダブル連結トラックを用いた幹線輸送や、物流最適化ソリューションを活用した荷積みの最適化による輸送効率向上を目指している。この取り組みは、トラックドライバー不足をはじめとする「物流2024年問題」への貢献を図るものだ。
「物流2024年問題」が表面化する中、物流業界の人手不足により2030年には全国の約35%の荷物が運べなくなると予想されている。荷主企業や物流事業者が一体となって輸送効率を上げるスキームの構築や、業界全体のDXによる生産性改善が求められている。