テンフィールズファクトリー、EV急速充電器「Dr.FLASH」受注生産開始

Dr.FLASH
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テンフィールズファクトリーは7月29日、研究施設及びメーカー向けのEV急速充電器「Dr.FLASH」の受注生産を開始した。

本製品は、海外の充電規格であるNACS規格、GB規格、CCS規格、およびCHAdeMOに対応した世界全4規格に対応したケーブルを備えており、日本の自動車メーカーの研究開発をサポートする。

「Dr.FLASH」は完全受注生産により製造され、以下のような特徴を持つ。
・出力範囲: 180kWから600kWまで対応
・対応規格: NACS、GB、CCS、CHAdeMO
・用途: 充電テストなどの自社での実施が可能
・価格:1000万円~

本製品は、必要な用途に応じてカスタマイズが可能である。

対応する充電規格
1. NACS規格 (North American Charging Standard):主に北米で使用されるEV充電規格で、特にTeslaが使用している。コンパクトで使いやすい設計が特徴。
2. GB規格 (Guojia Biaozhun):中国で使用される電気自動車の充電規格。政府の推奨により国内で広く採用されている。
3. CCS規格 (Combined Charging System):欧州と北米で広く使用される電気自動車の充電規格。交流充電と直流急速充電を1つのポートで対応可能。
4. CHAdeMO規格:日本で開発された電気自動車の急速充電規格。日本国内で広く使用されている。


《小崎未来@DAYS》

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