アークエルテクノロジーズは、7月22日にEVスマート充電管理システム「AAKEL eFleet」のver.2.0.0をリリースしたと発表した。今回のアップデートにより、OCPP2.0.1に対応した充電器との連携が可能となり、幅広い機能拡張が利用できるようになった。
OCPP(Open Charge Point Protocol)は、電気自動車(EV)の充電器を管理する国際標準通信プロトコルである。現在最も広く利用されているOCPP1.6のアップデート版であるOCPP2.0.1では、さまざまな機能の追加が可能だ。
AAKEL eFleetは、EVの最適充電を一括管理・自動化するソフトウェアサービス。今回のアップデートにより、OCPP1.6とOCPP2.0.1どちらの充電器にも連携が可能となっただけでなく、遠隔からの充電制御やセキュリティ強化、充電設備ディスプレイへのメッセージ表示など64種類の機能に対応可能になった。
またAAKEL eFleetは、OCPP2.0.1に対応したことで、これまで実現が難しかった顧客の要望に合わせて機能をカスタマイズし提供することが可能になる。