電気自動車(EV)の開発を行うGLMとダブルクラッチは7月11日、パーキングクーラー製造大手のエバスペヒャーミクニクライメットコントロールシステムズと協業を開始したと発表した。
GLMとダブルクラッチが協業・販売中の商用車(主に大型トラック)向け車載用サブバッテリーシステムについて、エバスペヒャーミクニとの協業で、製品性の高いパッケージ化を目指し共同開発を行う。
現在販売中の車載用サブバッテリーシステムは2.56kWhの大容量バッテリーを搭載し、アイドリングストップ時に車内での冷暖房機器の長時間稼働を可能としている。これにより、トラックドライバーの休息中の車内環境の改善を図ると同時に、都市部などで問題となっている待機中トラックのアイドリング問題解決に寄与する。また、当製品を採用することでCO2の削減など環境保護への取り組みをアピールできる。
この製品特性を活かし利便性をより向上させるべく、バッテリー稼働可能なパーキングクーラーとのパッケージ化を模索。エバスペヒャーミクニとパーキングクーラーの協同開発を行い、より製品性の高いパッケージ化を目指す。