ビンファストのEV競争力を強化へ、三菱商事とビングループが包括的戦略協力で覚書締結

三菱商事とビングループが包括的戦略協力で覚書締結
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自動車メーカーのビンファストを傘下に持つベトナムのビングループは5月30日、三菱商事と包括的戦略協力に関する覚書(MoU)を締結した、と発表した。

このパートナーシップは、自動車産業、都市開発、データセンター開発、再生可能エネルギー、使用済み食用油のリサイクルの5つの主要分野に焦点を当てている。両社はこの協力を通じて、ベトナム国内外でのビジネス運営において、新たなマイルストーンを達成することを目指している。

具体的には、自動車産業では、三菱商事がビンファストの国際市場におけるアフターサービスの提供を模索し、ビンファストのEVブランドとしての競争力を強化していく。

また、再生可能エネルギー分野では、風力発電プロジェクトの実現可能性を調査し、ビンホームズが開発する都市開発プロジェクトにクリーンで信頼性のあるエネルギーを供給することを目指す。


《森脇稔》

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