【株価】日産が小反発、北米向けEV2車種開発延期も地合い好転で買いが優勢

日産自動車(イメージ)
  • 日産自動車(イメージ)

23日の日経平均株価は前日比486円12銭高の3万9103円22銭と急反発。注目されていた半導体大手米NVIDIAの2024年2~4月期決算が売上高、利益ともに市場予想を上回ったことで安心感が広がり、半導体関連株に買いが先行。幅広い銘柄に物色対象が広がり、大幅高となった。

22日のニューヨークダウは201ドル安の3万9671ドルと反落。この日午後に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で参加者のインフレ警戒姿勢が明らかになったことが嫌気され、主力銘柄の一角が利益確定売りに押された。ハイテク株主体の米ナスダック市場も3日ぶりに反落。電気自動車(EV)のテスラは3.48%安。

外国為替市場で円相場は1ドル=156円台後半と、前日比弱含んだ水準で推移。自動車株は全面高。


《山口邦夫》

特集