鈴鹿サーキット、モータースポーツビジネスの課題解決へ…スタートアップと協力

・鈴鹿サーキットがスタートアップチャレンジ開始

・F1日本GPに向けた課題解決を目指す

・ファンベース構築、ラストワンマイル、デジタル化に注目

F1日本GP
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鈴鹿サーキットは3月26日、モータースポーツビジネスやサーキットにおける様々な課題を、スタートアップのイノベーションによって解決していく「鈴鹿サーキット スタートアップチャレンジ」を開始すると発表した。

この取り組みは、2025年のF1日本グランプリ開催に向けて、年間を通じたオープンイノベーションプラットフォームとして展開される。鈴鹿サーキットは、スタートアップ企業と共に課題解決に取り組むプログラムを企画。具体的な課題として、ファンベースの構築、移動におけるラストワンマイルの改善、イベント運営のデジタル化などに取り組んでいく。

ファンベースの構築では、F1日本GPに来場する10万人規模のファンが、イベント後もF1トークを楽しめるコミュニティの創設を目指す。移動に関しては、2030年カーボンニュートラルを目標に、CO2排出量の削減と交通渋滞の緩和をが求められている。イベント運営のデジタル化では、顧客体験の向上を目指し、入場から退場までの体験を高めるソリューションを検討していく。


《纐纈敏也@DAYS》

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