コンチネンタル(Continental)は、グーグル・クラウド(Google Cloud)の生成AI(人工知能)を組み込んだ次世代スマートコックピットを、CES 2024で初公開した。フォルクスワーゲン『ID.Buzz』でデモを実施している。
グーグル・クラウドの会話AIと生成AIをコンチネンタルのスマートコックピットの高性能コンピューター(HPC)に組み込むことで、自然で直感的な対話が可能になる。会話型ナビゲーション、ドライバーのパーソナライゼーション、車内制御などで、その効果を発揮するという。
グーグル・クラウドのAI搭載システムにより、ドライバーは車と会話することができる。例えば、走行するルートに沿って、ホテルや観光名所などについて尋ねることが可能。近隣の歴史的建造物についてもっと知りたいと思った場合、システムは詳細な情報をリアルタイムでコンパイルし、博物館の音声ガイドのように再生してくれる。ドライバーはコンテキスト全体を繰り返さずにフォローアップの質問をすることもでき、グーグル・クラウドの会話型生成AIはコンテキストを正しく解釈する。