ルノーグループ(Renault Group)は11月8日、EV事業を手がける新会社「アンペア」が発足した、と発表した。
ルノーグループは、自動車産業の変革から生じる課題に取り組み、その機会を活用するとともに、気候変動に対する大きな懸念に立ち向かうため、EVという高成長市場における欧州のリーダーになることを目指し、新会社のアンペアを設立した。ルノーグループの戦略計画の第3章「レボリューション」を明確に示すものとして、アンペアは欧州初のEVおよびソフトウェアの専業会社として発足した。
アンペア設立の目的は、ヨーロッパでEVを民主化し、人々が手軽に購入できるEVを用意することだ。アンペアは、ルノーグループの15年にわたるEVの専門知識をベースに、効率的な組織を組み合わせて、欧州市場向けのEVを設計し、ユニークな顧客体験を提供する。