日産の米国販売25%増、SUVが37%増と好調 2023年上半期

日産 パスファインダー (北米仕様)
  • 日産 パスファインダー (北米仕様)
  • 日産 ローグ (北米仕様)
  • 日産 ムラーノ(北米仕様)
  • 日産 タイタン(北米仕様)
  • 日産 マキシマ(北米仕様)
  • 日産 アルティマ(北米仕様)

日産自動車(Nissan)の米国部門の北米日産は7月4日、2023年上半期(1~6月)の米国新車販売の結果を発表した。総販売台数(日産+インフィニティ)は48万0171台。前年同期比は25%増と2年ぶりに前年実績を上回った。

全販売台数48万0171台のうち、日産ブランドは44万7885台。前年同期比は23.6%増と回復した。日産ブランドの内訳は、乗用車が前年同期比2.3%増の14万3304台と2年ぶりのプラス。SUVなどのライトトラックも、36.9%増の30万4581台と、2年ぶりの前年超えとなった。

日産ブランドの乗用車系では、主力車種の『アルティマ』が、6万3241台。前年同期比は19.6%減と、2年ぶりに減少した。『セントラ』は5万7455台を販売。前年同期比は29.5%増と2年ぶりに前年実績を上回った。『ヴァーサ』は1万1014台で、前年同期のおよそ2倍と回復。大型セダンの『マキシマ』も前年同期比64.6%増とプラスに転じた。EVの『リーフ』は、前年同期比44.5%減の4234台と2年連続のマイナスだ。


《森脇稔》

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