国連自動車基準調和世界フォーラム(WP29)が6月20日から22日にスイス・ジュネーブで開催され、燃料電池車に関する世界技術規則改正が成立した。
1998年協定執行委員会で、日本が米国と協力して進めてきた水素燃料電池車についての世界技術規則について、大型車向け要件を拡大するなど改正するとともに、ブレーキ粉塵測定法についての新たな世界技術規則が成立した。
また、今回のWP29では、1958年協定に基づく国際基準の改正案と、日EUが主導して進めてきた路上走行排出ガス試験(RDE)についての新たな国際基準案で合意した。