コマツ、ブラジルの鉄鉱山で大型ICTブルドーザー遠隔操作の商用稼働を開始

ブラジルのMinas-Rio鉄鉱山で遠隔稼働するブルドーザーD375Ai-8
  • ブラジルのMinas-Rio鉄鉱山で遠隔稼働するブルドーザーD375Ai-8
  • 遠隔操作をするブルドーザーオペレーター(左)、生産現場で遠隔稼働中のD375Ai-8(右)

コマツは6月13日、ブラジル子会社を通じて、資源大手アングロアメリカン社と、鉱山向け大型ICTブルドーザー「D375Ai-8 遠隔操作仕様車」の商用稼働を開始したと発表した。

両社はアングロアメリカン社が保有するブラジル南東部のMinas-Rio鉄鉱山にて、2020年6月より鉱山向け遠隔操作ブルドーザー導入に向けた活動を推進。鉱山現場の課題である安全性と生産性の両立に向けた新たなソリューションの確立を目指してきた。両社の協業の下、2022年10月より生産現場での遠隔稼働実証トライアルを実施し、今回、商用稼働開始を実現した。


《纐纈敏也@DAYS》

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