スズキ、5期ぶりの増収増益 2023年3月期決算

スズキ セレリオ(インド仕様)
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スズキは2月7日、2023年3月期(2022年4月~2023年3月)の連結決算を発表。販売増加、為替影響等により5期ぶりの増収増益となった。

売上高は前期比30.1%増の4兆6416億円となった。営業利益は同83.1%増の3506億円。なお、増益のうち為替円安は1006億円の増益効果があった。経常利益は同45.6%増の3828億円。純利益は同37.9%増の2211億円だった。

四輪車事業の売上高は同29.9%増の4兆1622億円。営業利益は同82.6%増の2791億円。海外での値上げ等に伴う売上構成変化等の改善、国内外での販売増加、為替円安効果等が寄与した。

二輪事業は売上高が同31.4%増の3332億円。営業利益は同170.2%増の293億円となった。

マリン事業は、北米での船外機販売の堅調な推移、為替円安効果等が寄与し、売上高は同37.3%増の1346億円、営業利益は同64.2%増の394億円となった。

次期の業績予想については、台数増等により売上高は4兆9000億円(前期比5.6%増加)を見込んでいる。営業利益は為替円高や原材料価格高騰の減益要因に加え、成長戦略の実現に向けた将来への投資の拡大等により、3300億円(同5.9%減)を見込んでいる。

《纐纈敏也@DAYS》

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