ホンダは5月11日、2023年3月期(2022年4月~2023年3月)の連結決算を発表。半導体不足による四輪販売台数減少などにより、増収増益となった。
売上高は二輪事業における増加や為替換算による増加影響などにより、前期比16.2%増の16兆9077億円となった。営業利益は同3.7%減の8393億円。中国での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)や半導体の供給不足の影響による四輪車生産/販売台数の減少に加え、原材料価格の高騰やインフレ影響による製造コストの上昇などが重荷となった。四半期利益は同1.7%減の6952億円となった。