「CABmee」と「DiDi」が連携、無線とアプリのタクシー配車をワンタブレット化

タクシー配車のワンタブレット化を実現
  • タクシー配車のワンタブレット化を実現
  • CABmee(キャブミー)

JVCケンウッドは4月19日、新クラウド型配車システム「CABmee」と「DiDi」ドライバーアプリを連携し、タクシー配車のワンタブレット化を2023年内に実施する。

CABmeeはサーバー設置やメンテンナンスの必要がなく、導入時や運用時のコストを削減するとともに、クラウドで常に最新の地図情報を活用できるJVCケンウッドのタクシー配車システム。DiDiはDiDiモビリティジャパンが提供するスマートフォン向けタクシー配車アプリだ。

これまで、タクシー車内には無線注文用のタブレットと、タクシー配車アプリ「DiDi」専用のタブレットを配備する必要があったが、今回の連携により、両方の注文を1台のタブレットで受注(ワンタブレット化)できるようになる。運転席周りの機器を減らすとともに、スムーズな注文の受注にもつながり、タクシー事業者のコスト削減やタクシー乗務員の操作性と安全性の向上に貢献する。


《纐纈敏也@DAYS》

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