エイムのEVはピュアなスポーツカーデザイン…オートモビルカウンシル2023

AIM EV SPORT 01(オートモビルカウンシル2023)
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自動車開発のエンジニアリング会社で名古屋に本拠を置くエイム(AIM)が、オートモビルカウンシルに初出展。4月14日、EV開発プロジェクトであるAIM NEV PROJECTの第1弾コンセプトカー『AIM EV SPORT 01』を幕張メッセでアンベールした。

エイムの創業は1998年。2005年から始めたエンジン開発では、08年から3年連続でルマン24時間耐久レースに参戦していずれも完走、2010年にはガソリンエンジン車としては最上位の総合4位(トップ3はアウディのディーゼルターボ)を獲得した。

AIM EV SPORT 01の開発の動機についてエイムの鈴木幸典代表取締役は、「ルマンの後、EV時代の到来を見据えてスポーツカーシャシーを開発した。2022年のグッドウッドで見たEVのカッコよさにシビレて、EVシャシーにボディを被せて自分もヒルクライムに出ると決意した」と述べる。

デザインを手がけたのは鈴木取締役と親交のある中村史郎氏(元日産自動車専務執行役員CCO、現SN DESIGN PLATFORM代表)だ。「グッドウッドが6月で、デザインを始めたのは7月、作業期間は9カ月。じつは完成したのは昨日の昼」と笑う。

鈴木氏がEVならではの加速性能にこだわらず、運転の楽しさを追求したシャシーを作ったように、中村氏もEVにありがちな未来的な造形ではなく、あえてクラシックな形、オーセンティックなよさを素直に表現した。「だからヘッドランプは吊り目じゃなくて丸目で、テールランプも丸い。ボディにエッジは1本も入っておらず、60年代のスポーツカーのように面だけで構成されている」。

《高木啓》

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