日経平均株価は、前週末比311円01銭安の2万7832円96銭と続落。米銀行の経営破たんで投資家のリスク回避姿勢が強まり、金融株を中心に幅広い銘柄が売られた。日米金利差の縮小観測から円相場が一時1ドル=133円台に急伸したことも、輸出関連株の売りを誘った。
先週末のニューヨークダウは345ドル安の3万1909ドルと4日続落。週間の下げ幅は1481ドルと昨年6月中旬以来の大きさとなった。米中堅金融SVBファイナンシャル・グループの傘下銀行が経営破たんしたことが嫌気され、金融株を中心に売りが膨らんだ。
為替円高も嫌気され、自動車株は全面安。