BMWに採用、クロスビームを軽量化した樹脂化技術…高機能素材Week 2022

ポリアミドで作られたトランスミッションクロスビーム。
  • ポリアミドで作られたトランスミッションクロスビーム。
  • 従来のアルミ製クロスビーム。
  • ボルト位置まわりなどは絶妙な補強と肉抜き加工が施されている。
  • Ultrasimと呼ばれる解析技術のおかげで、設計の効率化が行われている。
  • まるでクリア塗装したかのような光沢感がある樹脂パーツサンプルが見られた。
  • これだけ光を反射しているがクリア塗装はされていない。
  • レンズキャップのような形状のこちらもクリア塗装はされていない。
  • BASFジャパン株式会社のブース。

12月7日から9日まで幕張メッセで開催されていた第13回 高機能素材Week。材料・加工技術の総合展ということで、自動車の進化をけん引する『材料技術』が集結。約900にも及ぶメーカーが出展していた。

BASFジャパンのブースには、樹脂を使った軽量化のソリューションについてのコーナーがあった。まずこのBASF(ビーエーエスエフ)という会社は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く総合化学会社で、エネルギー関連事業、医薬品事業、化学品事業などさまざまな事業を手がけている。その中で樹脂によって車の軽量化に貢献している技術があるということで担当者に話を聞いた。


《関口敬文》

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