北東北3県にSuicaエリア…改札システムがクラウド型に 2023年5月27日

奥羽本線で新たにSuicaエリアに入る弘前駅。
  • 奥羽本線で新たにSuicaエリアに入る弘前駅。
  • 東北本線で新たにSuicaエリアに入る東北本線花巻空港駅の構内。同駅はかつて二枚橋という駅名で、1988年3月に現駅名に改称されているが、空港のターミナルビルまでは4km近くも離れている。
  • 新たに追加される北東北のSuicaエリア。
  • クラウド型改札システムの概要。

JR東日本盛岡支社・秋田支社は12月12日、Suicaを2023年5月27日から岩手・秋田・青森県内の一部線区に導入すると発表した。

新たに導入される駅は、東北本線北上~盛岡間の各駅、奥羽本線和田~秋田~追分・弘前~青森間の各駅、羽越本線新屋(あらや)・羽後牛島の各駅、男鹿線(追分~男鹿)全駅、田沢湖線前潟~雫石間の各駅(前潟駅は2023年3月開業)、釜石線似内・新花巻の各駅。

新たに追加される北東北のSuicaエリア。新たに追加される北東北のSuicaエリア。

新幹線については、東北新幹線盛岡~新花巻・北上間、新花巻~北上間で新幹線定期券「FREX/FREXパル」をSuica定期券として利用できる。

東北本線で新たにSuicaエリアに入る東北本線花巻空港駅の構内。同駅はかつて二枚橋という駅名で、1988年3月に現駅名に改称されているが、空港のターミナルビルまでは4km近くも離れている。東北本線で新たにSuicaエリアに入る東北本線花巻空港駅の構内。同駅はかつて二枚橋という駅名で、1988年3月に現駅名に改称されているが、空港のターミナルビルまでは4km近くも離れている。

いずれもエリア内完結での利用となるため、首都圏・仙台・新潟各駅エリアへ跨る利用はできない。新幹線定期券でのエリア跨りは従来どおり、磁気定期券での利用となる。

なお、このエリア拡大に伴ない、JR東日本では各自動改札機で行なっていた運賃計算などの主要な処理を、サーバーとのやりとりで行なうクラウド型の改札システムを導入する。

クラウド型改札システムの概要。クラウド型改札システムの概要。
《佐藤正樹》

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