アイシンが2000億円投資へ---2025年にeAxle生産能力450万基に

電動ユニットのラインアップと導入計画
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アイシンは、電動車の駆動用モーターシステム「eAxle」をはじめとする電動ユニットの生産能力を、2025年450万基に増強するため、日本国内で約1000億円、米中その他で約1000億円を投資する。「アイシンサステナビリティ説明会2022」(11月24日)で明らかにした。

電動ユニット向けモーターは、新材料活用による低コスト化など、競争力強化に向けた技術開発を進める。自社生産能力は、2025年に約400万個を予定しており、2021年比4倍に増やす。

開発競争が激化しているeAxleは、生産体制の拡充に加え、開発も加速する。2025年投入の第2世代モデルは、全車格へのラインアップを進めているほか、2027年投入目標の第3世代モデルでは、革新技術を盛り込むことで大幅な小型化を実現する。すでに試作が完了し実車搭載で検証している。


《レスポンス編集部》

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