大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)は11月17日、地下鉄各線や南港ポートタウン線(ニュートラム)の乗降データを基にした「Osaka Metro 駅レポート」を有償で提供すると発表した。

これは自動改札機の通過から得られたビッグデータを、個人が識別されない非特定化処理、集計処理、秘匿化処理を行なった上で、表、グラフなどの形で提供する統計データで、2023年1月の開始を予定している。
ちなみに、同様の取組みはJR東日本がSuicaのビックデータを基にした「駅カルテ」として行なっている。

大阪メトロでは、全券種の利用者データを集計した「基本データ」、ICカード「PiTaPa」の利用者データを集計した「詳細データ」、全券種やPiTaPaを対象に、指定に応じて個別にデータを集計する「オプションデータ」の3種類を提供するが、情報を利用されたくない人に配慮して、ウェブサイトで除外申請を受け付けるとしている。
