JR四国は11月9日、スマートフォンで鉄道・バスをシームレスに利用する実施実験を徳島バス、KDDIと共同で実施すると発表した。
JR四国では4月から徳島バスの高速バス路線である室戸・生見・阿南大阪線のうち、阿南駅~浅川間とJR牟岐線阿南~浅川間を対象に、JRの切符で徳島バスを利用できる共同経営を実施しているが、徳島バスでは高速バスや路線バスとしての対応のほかに、JRの乗車券によるバス利用対応も加わっているため、アナログ的な業務が煩雑化している。


そこで、この共同経営区間をデジタル化して乗客や乗務員の利便性向上を図るため、バスの車内や駅にNFCタグを設置し、スマートフォンをかざすだけで運賃決済できる「スマホタッチ払い」が導入されることになった。

その実証実験は11月16日から2023年2月15日まで実施され、11月16日10時から専用アプリケーションが公開される予定。利用にはApple IDまたはGoogleアカウント、クレジットカードが必要。

