日経平均株価は、前日比86円60銭安の2万7345円24銭と4日ぶりに反落。米国市場が伸び悩んだ動きを受け、利益確定売りに押される展開となった。
26日のニューヨークダウは、2ドル高の3万1839ドルとほぼ横ばい圏で終了。一時300ドル超上昇したが、ソフトウェア大手マイクロソフト、航空機のボーイングなど、決算内容が市場の期待に届かなかった銘柄を中心に売られ、急速に伸び悩んだ。
NY市場では、金融引き締め政策に対する警戒感が後退した一方で、「景気の悪化が主力企業の業績に影響を与え始めた」との懸念が台頭している。ハイテク株の比率が高いナスダック市場は4日ぶりに反落。
自動車株は全面安。