VWグループ、営業利益は過去最高に 2022年上半期決算

フォルクスワーゲン・ゴルフ 新型
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フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は7月28日、2022年上半期(1~6月)の決算を発表した。上半期としては、過去最高の営業利益を達成している。

同社の発表によると、アウディやポルシェ、セアト、シュコダなどを含めたグループ全体の総売上高は、1322億8500万ユーロ(約18兆1550億円)だった。前年同期の1296億6900万ユーロに対して、2.0%増と2年連続で増加した。

また、上半期の営業利益は、128億2800万ユーロ(約1兆7605億円)だった。前年同期の113億5800ユーロに対して、12.9%の増益となり、上半期としては、過去最高の営業利益を達成した。

2桁の増益となったのは、とくにプレミアムブランドのアウディやスポーツブランドのポルシェの好業績と、主力のフォルクスワーゲンなどの量販ブランドが、営業利益率を5%に改善させたのが大きいという。

フォルクスワーゲングループのアルノ・アントリッツCFO(最高財務責任者)は、「前例のない世界的な課題にもかかわらず、フォルクスワーゲングループは目覚ましい業績を示した」と述べている。


《森脇稔》

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