西九州新幹線の訓練運転が始まる…おおむね9-18時に実施 9月22日まで

開業直前まで日中を中心に訓練運転が続く西九州新幹線『かもめ』用N700S。訓練運転が始まる明け方には線路の点検を行なう車両も走行する。
  • 開業直前まで日中を中心に訓練運転が続く西九州新幹線『かもめ』用N700S。訓練運転が始まる明け方には線路の点検を行なう車両も走行する。
  • 鉄道・運輸機構が実施した6月13日の走行試験では、終点の長崎駅でN700S『かもめ』の複数編成が並んだ。

JR九州は6月20日、西九州新幹線(武雄温泉~長崎)で同日から開始した訓練運転の概要を明らかにした。

西九州新幹線では、5月10日から整備主体の独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)が土木構造物、軌道、電車線、信号設備といった地上設備の機能確認を目的とした走行試験を延べ15日間行なっていたが、6月16日に終了。その後を受けて、JR九州が9月23日の開業へ向けた訓練や車両の性能確認を目的とした運転を開業直前の9月22日まで行なう。

鉄道・運輸機構が実施した6月13日の走行試験では、終点の長崎駅でN700S『かもめ』の複数編成が並んだ。鉄道・運輸機構が実施した6月13日の走行試験では、終点の長崎駅でN700S『かもめ』の複数編成が並んだ。

JR九州の発表によると、1日あたりの運転本数は最大で20本程度、運転時間帯はおおむね9~18時としているが、日によっては時間帯が変わり、6~23時頃に実施することもあるという。

走行速度は整備新幹線の最高速度である260km/hを超えない範囲となり、訓練の内容や区間によって異なることがあるという。


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