デンソー増収増益、コロナ禍の影響から回復 2022年3月期決算

デンソーは4月28日、2022年3月期(2021年4月~2022年3月)の連結決算を発表。新型コロナウイルス感染症による影響からの回復と、採算改善努力などにより、前年比で増収増益となった。

売上収益は前期比11.7%増の5兆5155億円となった。営業利益は固定費の低減や研究開発の効率化等、採算改善努力の効果により、同120.0%増の3412億円、税引前利益は同98.6%増の3848億円、純利益は同111.0%増の2639億円となった。

次期の業績については、電動化・先進安全分野の好調な売上収益と、採算改善の積み増し、変動対応力の強化や、経営基盤強化の取り組みにより、売上収益は6兆3500億円(前年度比15.1%増)、営業利益は5600億円(同64.1%増)、税引前利益は6030億円(同56.7%増)、当期利益は4340億円(同64.5%増)を見込んでいる。


《纐纈敏也@DAYS》

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