サトウキビや大豆から潤滑油…カーボンニュートラルへ ENEOSが開発

サトウキビ畑(イメージ)
  • サトウキビ畑(イメージ)
  • 大豆畑(イメージ)
  • 潤滑油・グリースの構成要素(概略図)
  • 潤滑油等の製品ライフサイクルにおけるCO2排出量の変化(概念図)

ENEOSは4月7日、カーボンニュートラル実現に貢献する潤滑油・グリースの開発に成功したと発表した。

開発品はサトウキビや大豆を原料とする植物由来のベースオイルを使用した潤滑油で、自動車用潤滑油、工業用潤滑油、グリースの計3種。今回使用する植物由来のベースオイルは、炭素と水素のみで構成、ベースオイルを100%用いた潤滑油の開発は、国内初の成功事例となる。

今後、原材料の調達や製造について検討を進め、2022年度中の商品化を目指す。

同社は高い省エネルギー性能を持つ潤滑油の開発、販売を通じて、使用時におけるCO2排出量削減に取り組んできた。今後、原材料調達時におけるCO2排出量削減にも取り組み、カーボンニュートラル実現に貢献していく。

《レスポンス編集部》

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