有楽町線と南北線の延伸にGOサイン…東京都内の地下鉄空白域を解消へ

東京メトロ有楽町線&副都心線用17000系。
  • 東京メトロ有楽町線&副都心線用17000系。
  • 東京メトロ南北線9000系。
  • 東陽町を経由する有楽町線の延伸で混雑緩和の期待が高まる東京メトロ東西線。
  • 首都圏屈指の交通の結節点であり国際競争力強化の拠点として再開発が進む品川駅周辺。東海道新幹線やJR在来線、京急が交わり、将来的にはリニア中央新幹線の始発駅にもなるが、意外にも地下鉄が乗り入れていない。
  • 南北線延伸区間(左)と有楽町線延伸区間(右)。

東京地下鉄(東京メトロ)は3月28日、国土交通省へ申請していた有楽町線延伸区間(豊洲~住吉間4.8km)、南北線延伸区間(品川~白金高輪2.5km)の第一種鉄道事業が許可されたと発表した。

有楽町線豊洲~住吉間は、近年、再開発が進む豊洲周辺を含む臨海地域へのアクセス向上や、東京メトロ東西線、JR京葉線の混雑緩和を図るために建設。東京都江東区の南北を縦断する形で途中に3つの新駅が設けられ、東京メトロ東西線や半蔵門線、都営新宿線と接続する。総建設費は2690億円程度が見込まれている。

南北線延伸区間(左)と有楽町線延伸区間(右)。南北線延伸区間(左)と有楽町線延伸区間(右)。

開業した場合、豊洲~住吉間は現行より11分ほど短縮した9分程度で結ばれることになり、東西線の混雑率は木場~門前仲町間でピーク1時間あたり20%程度軽減されるとしている。

東陽町を経由する有楽町線の延伸で混雑緩和の期待が高まる東京メトロ東西線。東陽町を経由する有楽町線の延伸で混雑緩和の期待が高まる東京メトロ東西線。

南北線品川~白金高輪間は、リニア中央新幹線の建設や羽田空港アクセスなど、交通の結節点として注目が集まる品川駅を中心とした「都心部・品川地下鉄」構想の一環として計画されたもので、総建設費は1310億円程度が見込まれている。開通すれば品川~六本木一丁目間が現行より10分程度短縮された9分程度で結ばれる。

東京メトロ南北線9000系。東京メトロ南北線9000系。

ともに東京都内における地下鉄網の空白域を埋める形で建設され、開業時期は2030年代半ばを目標としている。建設には国の「地下高速鉄道整備事業費補助」や独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)による都市鉄道融資が活用される予定。

首都圏屈指の交通の結節点であり国際競争力強化の拠点として再開発が進む品川駅周辺。東海道新幹線やJR在来線、京急が交わり、将来的にはリニア中央新幹線の始発駅にもなるが、意外にも地下鉄が乗り入れていない。首都圏屈指の交通の結節点であり国際競争力強化の拠点として再開発が進む品川駅周辺。東海道新幹線やJR在来線、京急が交わり、将来的にはリニア中央新幹線の始発駅にもなるが、意外にも地下鉄が乗り入れていない。
《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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