スマホでエーミング・完了証明書作成までできるADASキャリブレーション…IAAE 2022

ADASキャリブレーション本体(IAAE 2022)
  • ADASキャリブレーション本体(IAAE 2022)
  • スマホアプリ画面(ログイン画面。IAAE 2022)
  • OBDドングルとして本体を接続(IAAE 2022)
  • ADASキャリブレーションの特徴(IAAE 2022)
  • 車検証のバーコードを読み取りエーミングガイドを検索(IAAE 2022)
  • 完了証明書も自動作成。印刷可(IAAE 2022)

ADAS機能のためフロント部分にカメラや各種センサー類が集中する現代の車両。車検においてこれらが適正な位置にあるか調べる「エーミング」は、整備工場でも必須メニュー化している。

ツールプラネットは、エーミングを手持ちのスマホやタブレットで可能にするツールキット「ADASキャリブレーション」を発表した(IAAE 2022:第19回国際オートアフターマーケットEXPO 2022に出品)。本体はOBD IIドングル。本体とスマートフォンにインストールしたアプリがBluetoothによって通信を行い、カメラなどのエーミングを行う。

スマホアプリ画面(ログイン画面。IAAE 2022)スマホアプリ画面(ログイン画面。IAAE 2022)

アプリはiOS12から15、Andoroid 8から11に対応しており、それおぞれの公式アプリストアから無料でダウンロードでききる。測定結果は保存可能で、履歴の管理や完了証明書の作成もできる。測定データと完了証明書をスマホからプリンタに送れば印刷することも可能だ。

車両にはドングルを接続するものの、測定などエーミングの処理はスマホ側のアプリが行う。そのため車両ごとのエーミングガイドは、最新のものが常に確認できる。印刷も可能なので、スマホだけでエーミングを完結させることも可能だ。対応するメーカーは、トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、スバル、三菱、ダイハツ、スズキ、日野自動車、いすゞ、三菱ふそう、UDトラックスと、主要なメーカーはすべてカバーしている。輸入車はメルセデス、BMW、VW、アウディ、BMWミニ、ポルシェが対応メーカーだ。

《中尾真二》

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