札幌圏は江別、手稲方面が再開…新千歳空港方面は除雪が難航 大雪禍のJR

14時近くになってから除雪作業が本格化した函館本線小樽駅構内。しかし、2月22日もまったく列車が発着しない日になった。2022年2月22日。
  • 14時近くになってから除雪作業が本格化した函館本線小樽駅構内。しかし、2月22日もまったく列車が発着しない日になった。2022年2月22日。
  • スノーダンプを担ぎ、除雪作業に入る人々。2022年2月22日、函館本線小樽駅。
  • 雪に埋もれるようにホームに佇む電車。2022年2月22日、函館本線小樽駅。
  • 前回の大雪では途中駅に滞留した車両が除雪を妨げる原因となったが、今回は可能な限り留置線に滞留させる措置が採られている。2022年2月22日、函館本線小樽駅。
  • 終日運休を伝える小樽駅の改札口。その上を除雪機械が通過していく。2022年2月22日、函館本線小樽駅。
  • 積雪の状況を伝える小樽駅の掲示。2022年2月22日

2月22日も台風並に発達した低気圧や大雪の影響で、北海道や東北、上信越地方で運休が相次いだ。

JR北海道では、昼頃の再開予定としていた札幌~新千歳空港間で除雪が難航し、結果的に終日運休となったが、函館本線では手稲~札幌~江別間が16時頃から1時間あたり2本程度の運行で再開した。

それ以外の札幌圏は終日運休が続いており、札幌圏以外で運行された在来線は、函館本線函館~森間、根室本線新得~厚岸間、石北本線新旭川(旭川)~上川間、宗谷本線旭川~名寄間に過ぎなかった。明日2月23日は、函館本線長万部~小樽間、石勝線(南千歳~新得)、室蘭本線(長万部~岩見沢・室蘭)、日高本線(苫小牧~鵡川)の終日運休が決まっている。

除雪機械による作業の様子。2月21日には根室本線大成~帯広間で除雪中の排雪モーターカーロータリーが出火する騒ぎもあった。

一方、JR東日本では奥羽本線(山形線)庭坂~米沢間、津軽線(青森~三厩)、只見線小出~会津坂下間、陸羽西線(新庄~余目)、上越線(水上~宮内)、磐越西線馬下(まおろし)~野沢間、飯山線越後川口~戸狩野沢温泉間、米坂線坂町~今泉間が終日運休したが、2月23日は津軽線のうち青森~蟹田間が始発から13時頃まで、蟹田~三厩(みんまや)間が始発から15時頃まで運休する。上越線、飯山線は終日運休が続く。

上越線での除雪作業。
《佐藤正樹》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV