NEXCO中日本と東日本の料金所5カ所、2022年春からETC専用に…首都高は34カ所

ETC専用料金所(イメージ)
  • ETC専用料金所(イメージ)
  • 中央道 稲城IC(東京都府中市)、圏央道 八王子西IC(東京都八王子市)、同 相模原IC(神奈川県相模原市)
  • 外環道 戸田西IC入口(埼玉県戸田市、内回り)、同 戸田東IC入口(同外回り)
  • ETC専用化ロードマップ

NEXCO中日本、東日本、首都高速道路は、料金所のETC専用運用を2022年春から開始すると発表した。NEXCO中日本が3カ所、NEXCO東日本が2カ所、首都高が34カ所。料金所でのキャッシュレス化、タッチレス化が推進される

ETC専用運用を開始する料金所は、NEXCO中日本が中央道・稲城IC(東京都府中市)、圏央道・八王子西IC(東京都八王子市)、同相模原IC(神奈川県相模原市)、NEXCO東日本が外環道・戸田西IC入口(埼玉県戸田市、内回り)、同・戸田東IC入口(同外回り)。首都高は東京・埼玉・神奈川の34カ所。

運用開始はNEXCO 2社が2022年春、首都高の5カ所が2022年3月1日、29カ所が同4月1日の予定とされている。NEXCO 2社での日時、首都高での時間は今後決定する。

ETC専用料金所では、ETC車載器を搭載していない車両は通行できない。誤ってETC専用料金所を利用した場合は、「サポート」または「ETC/サポート」と表示されたレーンを通行し、一旦停止して係員などの指示に従う。

首都高でのETC利用率は2021年9月現在、96.7%となっている。国土交通省および高速道路会社6社は、近年のETC利用率拡大などの社会情勢の変化を踏まえ、ETC専用化のロードマップを策定し公表している。2025年度までに7~9割(都市部でほぼ全て)、2030年度頃までに全線をETC専用化にするとしている。

なおETC専用料金所は、NEXCOのスマートICでは各地にあるが、通常の料金所では、NEXCO中日本は東名・横浜青葉で一時的にETC専用対応としたことがある。首都高は2020年10月に開通した横浜北線・馬場がETC専用で開業した。

《纐纈敏也@DAYS》

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